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B C R |
B C P |
製 造 方 法 |
圧延コイルを連続的に円形にフォ−ミングし、シーム部を抵抗溶接し、円形の鋼管とした後、4方向からサイジングし角型鋼管に成形するものです。 |
厚板をプレスにより曲げ加工し、シーム部をサブマージアーク溶接して製造します。 |
規 格 内 容
(SN規格に準拠) |
平坦部も冷間加工を受け、強度が上昇するので、Mn含有量の下限値をはずしています。また、Nの規定は冷間加工による時効硬化の影響を低減するために設けられました。 |
BCP235とBCP325はそれぞれSN400,SN490に対応しています。ただし、SN材、STKR材は、引張強さの下限値を名称に取り込んでいますが、BCR、BCPは降伏点の下限値を名称に取り込んでいます。 |
- 溶接性の尺度としてのCeq,PCMは、SN材と同じです
- BCR、BCPの規格は、SN規格に準拠しています。具体的には、化学成分は、Mn、Nのみ、SN材と差異がありますが、それ以外はSN材と同じです。
- 寸法許容差は、従来のSTKRに比べ、厳しくなっています。また、角部のR形状は、各メーカーが、標準値を目標にして製造することになっています。
1. 塑性変形能力を確保されています。
2. 溶接性を確保されています。
3. 板厚方向性能を確保されています。
4. 公称断面寸法を確保されています。
5. 使用部位を考慮した最適な鋼種です。
SN材の特長
SN鋼材は、これらの鉄骨建築物固有の要求性能を考慮して規格化されたものであり、特にB及びC種においては、 十分な塑性変形能力を確保すると共に、鉄骨部材の接合において重要な溶接性に対する配慮なども盛り込まれた、 耐震性・溶接性に優れた高品質な鋼材です。
現行の新耐震設計法では骨組の変形による地震エネルギー吸収を前提としていることから、部材の塑性変形能力の確保や、部材性能を十分発揮させるための接合部耐力の確保等が求められています。
SN鋼材
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