夢をかたちに・・・畳の文化
     畳工事          
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家を造るときでも『1部屋のみを和室にして、あとはすべて洋室にしてください。』
ましてや改築や改修工事では和室から洋室にすることがあたりまえのようになっています。
つまり、和室が少なくなり畳の需要が減少しているのです。
・・・・・機能としては捨てがたいものがあります。
畳?
○形体
畳(たたみ)は、日本で利用されている伝統的な床材です。芯材になる板状の畳床(たたみどこ)の表面を畳表(たたみおもて)でくるんでいます。縁には畳表を止めるためと装飾を兼ねて、畳縁(たたみべり)と呼ばれる帯状の布を縫い付けますが、一部には縁の無い畳もあります。
○性能
畳には、ある程度の弾カ性と柔軟性あり、稲わらには吸音効果もあります。多少こどもが飛んだりはねたりして転んでもあまりけがを気にしなくてもすみますすね。
また稲わらには熱を伝えにくい特徴があります。稲わらの空洞がその高い断熱性の秘密で、一度温かい状態になると熱を逃がさない保温の役目をします。
古い記録!!
現存する畳の古いものは奈良時代のものです。奈良東大寺の正倉院にある聖武天皇が使用した「御床畳」(ごしょうのたたみ)という、木製の台の上に置かれ寝台として使われたものです。これは現在の畳と同じように真薦(まこも)を編んだ筵(むしろ)のようなものを5〜6枚重ねて床として、表にイ草の菰(こも)をかぶせて錦の縁をつけたものです。この台を2つ並べて寝台にしていました。
時代にあわせどう使う?
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洋室のインテリアとして、こういう使い方もあり!!
素朴な疑問?
忠臣蔵で、

勅使の宿舎となる芝の増上寺の二百畳の大広間の畳を一晩で替えよ、という指示のもと、江戸中の畳職人を集めたとありますが・・・

畳替え=表替え&裏返し
一日がんばって表替え一人8枚として、
25人の計算ですかね。

って、江戸には25人しか職人さんいなかったのかな。
もしかして、今でいう材料店もひっくるめたのかな?

果たして、何人の職人さんがいたのでしょうか?
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